身体の不調や痛みに繋がる要因としては様々なことが考えられます。
その要因の一つとして考えられるのが呼吸と考えています。
今回は呼吸について少しお伝えしていきます。
1.人は一日に2万回呼吸をする
呼吸のリズムは人それぞれですが、人間は一日におよそ2万回呼吸をすると言われています。当たり前ですが呼吸が浅い人の場合、回数が多くなります。
2万回するということになれば、どのような呼吸をしているかによって良い意味でも悪い意味でも身体への蓄積の度合いも変わっていきます。
何かしらの問題で本来働くべき身体の機能が働くなり、不適切な呼吸を繰り返してしまうと…
・肩こりや腰痛などの身体の痛みや不調
・疲れやすい、疲れが抜けない
・睡眠障害
・集中力の低下
・パフォーマンスの低下
などに繋がる恐れがります。
2.不適切な呼吸とは?
では、不適切な呼吸とはどのような呼吸を指しているのか?いくつか例を挙げていきます。
・呼吸の回数が多い
・口呼吸をしている
・肩をすくめている
・呼吸のときに胸の上側だけが動いている
・呼吸のリズムが一定ではない
・あくびが多い
・安静時でも呼吸をする音が聞こえる
などが挙げられます。
このような呼吸をしている方は上記で挙げた身体の不調に繋がる恐れがあります。
3.呼吸のしすぎは不調の原因につながる
当たり前のことになりますが、脳を適切に制御および機能させるには酸素が必要不可欠になります。
そして、呼吸の最も大きな役割は脳と体に酸素を供給することになります。
詳しいことは割愛しますが、
息を吸う時間が長くなればなるほど、体内には酸素量が多くなることになります。
それに伴い、体内では二酸化炭素量が少なくなり酸素過多の状態となります。
その結果、酸素の量と二酸化炭素の量の適正なバランスが崩れてしまいます。
体内では、酸素と赤血球のヘモグロビンというものがくっついた状態で存在しています。
体中に酸素を送り届けるには、このくっついた状態を引き離さなくてはいけません。
では、酸素とヘモグロビンがくっついた状態を引き離すためにどうすれば良いのか?
そこで出てくるのが二酸化酸素なんです。
実は二酸化炭素は、酸素とくっついているヘモグロビンを引き離す作用をします。
矛盾しているようですが、体内の二酸化炭素が少ないと酸素はヘモグロビンとくっついたままの状態になってしまい引き離してくれません。
そうなると、体中(細胞レベルで)に酸素がうまく送り届けられないのです。
つまり、(細胞レベルで)体は酸欠状態になってしまいます。
良かれと思って酸素を多く取り込んでしまうことはかえって、脳や体への酸素供給の低下を促してしまうのです。
その結果、上記で挙げている症状が現れてしまいます。
もちろん酸素は取り込むことは大事なことは言うまでもないですが、酸素過多の状態になってしまうと体内の二酸化炭素の量は著しく減少することになりバランスが崩れてしまいます。
体中に効率良く酸素を送り届けるには酸素そのものが必要ではなく、適正な量の二酸化炭素が必要になるのです。
これを「ボーア効果」と言います。
4.呼吸に変化をもたらす要因
いい意味でも悪い意味でも呼吸に変化をもたらす要因としては
・栄養(食事のバランス)
・ストレス(肉体的、精神的)
・現在の健康状態
などが挙げられます。
詳細は割愛しますが食事のバランスが悪かったり、加工食品などの取り過ぎは血液を酸性に傾けることになり呼吸数の増加に繋がり、過度なストレスは自律神経の乱れにも繋がります。
交感神経(ストレス、緊張や興奮)が優位な方は、呼吸が浅くなり、呼吸数が多くなりがちです。
5.まとめ
・呼吸は一日におよそ2万回する。呼吸が浅い人はさらに回数が多くなる。
・2万回するということになれば、どのような呼吸をしているかによって良い意味でも悪い意味でも身体への蓄積の度合いも変わってくる。
・不適切な呼吸が原因で身体の不調が現れてくる可能性がある。
・不適切な呼吸とは。
呼吸の回数が多い。
口呼吸をしている。
呼吸の際に肩をすくめる。
あくびが多い。
安静時でも呼吸をする音が聞こえる。
・呼吸に変化をもたらす要因。
栄養(食事のバランス)
ストレス(肉体的、精神的)
現在の健康状態
当たり前すぎて普段、あまり気にもとめない呼吸ですが実は身体の制御には重要な役割を担っています。
適切な呼吸は身体の機能を高めることに繋がりますが、不適切な呼吸は身体の機能を低下させます。
1日におよそ2万回する呼吸。
身体に不調を抱え悩んでいる方がいくら良いストレッチをしても、マッサージや筋トレをしたしても、その場では良くなるかもしれませんが、不適切な呼吸を繰り返していた場合は、やはり身体は元の状態に戻ってしまい根本解決に繋がらない可能性があります。
ストレッチをしても、マッサージに行っても、筋トレをしても身体の不調が緩和しないという方は、まず普段どのような呼吸をしているのかを考えみても良いかもしれません。
呼吸に関連する記事はこちらから御覧ください。
少しでもご参考になれば幸いです。
それでは!
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