こんにちは。パーソナルトレーナーの高田です。
いきなりですが、長時間メガネかけた状態ですと目に悪影響を与える可能性が高いと言えます。
メガネをかけた状態ですと「見る方向」「距離」が制限されてしまい、目は緊張状態となりやすくなります。
という私も視力が悪く、普段はコンタクトレンズを装用し、メガネも使うことも多くあります。
帰宅後はなるべく早くコンタクトを外し、出来る限りはメガネもなるべくかけないように気をつけています。
簡単ではありますが、長時間メガネをかけ続けることでの目への影響についてお伝えしていきます。
1.メガネをかけ続けることでの弊害
メガネをかけた状態では、目をフレームの枠内でしか動かさなくなるため、見る範囲は固定され、目の動きも狭くなり制限されることから狭い範囲を集中して見させることとなります。
また、屈折の角度も固定される形になります。
(遠くを見る時は遠くを見るメガネが必要となり、近くを見る時は近くを見るメガネが必要となる)
結果的に「見る方向」「距離」が制限されてしまい、目は緊張状態となりやすくなります。
一言で言えば、ある一点を集中して見させるということです。
肘を曲げ続ければ力こぶを作る筋肉が常に緊張をし、疲れるのと同じことで目の筋肉も常に緊張が強くなれば疲労してしまい機能が低下することになります。
外眼筋という目を動かす筋肉の緊張が強くなると後頭部の突起の下あたりにが凝りやすくなり、首こりや頭痛などの症状などに繋がると考えられます。
また、レンズを通すと「収差」と呼ばれる色や形のボケや歪みが生じることになります。
レンズの度数が上がれば上がるほど(像を曲げる力が大きいほど)、収差が大きくなりボケや歪みが生じることになります。
そのほかに、細かいことを言うと目の筋肉は脳神経(第3、4、6)がコントロールしているため目の筋肉の緊張が強くなり働きが悪くなると、身体の動きに制限が出たり上手く動きがコントロールできなくなる原因にもなります。
反対に目の緊張が抑制され、動きの範囲が広がることになれば身体の動きにも変化が出るということになります。
ご自宅などで目が見えづらくても安全が確保されている場所であれば、緊張の持続を解くためにも裸眼で過ごす時間を少しずつ増やすことをおすすめ致します。
2.眼鏡を販売するのに資格は必要ない
現状、日本では「認定眼鏡士」という資格はあるものの、資格がなくてもメガネを作り販売をすることは可能となっています。(そういう自分もそういったところでメガネを作ってましたが…)
そのため、技術には大きくバラつきが出ることが考えられ、正しいメガネを作れていない可能性があります。
ただえさえ、今はオンラインでもメガネが簡単に買える時代です。
冷静になって考えてみると「ちょっとおかしいかな」と思われるかと思います。
簡単に作れる時代ではありますが、眼鏡士の方でもメガネの調整はかなり難しいのが実際のようです。
3.ワンポイントアドバイス
・メガネのフレームは広く、大きものを選ぶ。
メガネのフレームが狭い、小さいものになればなるほど目の動きは制限されますのでメガネのフレームは出来る限り広く、大きいものを選択した方がいいです。
・コンタクトレンズも検討
目の動きという部分では制限がなくなります。
ただ、こちらも裸眼に比べれば緊張も強くなるため装用時間などにはお気をつけください。
・メガネをかける時間を減らす
ご自宅などで多少見えづらくても安全が確保されている場所であれば、緊張の持続を解くためにも裸眼で過ごす時間を少しずつ増やすことをおすすめ致します。
決まった時間、決まった場所ではメガネを外すという決まりを作ってもいいかとも思います。
4.まとめ
・フレーム枠内で見る範囲が固定され、視野が狭くなる。
・屈折角度が固定される。
・メガネをかけた状態だと「見る方向」「距離」が制限されてしまう。
・目の筋肉は脳神経がコントロールしているため目の筋肉の緊張が強くなり働きが悪くなると、身体の動きに制限が出たり上手く動きがコントロールできなくなる原因にもなる。
・メガネの調整はかなり難しいが、資格がなくてもメガネを作ることができる。
結果的に技術にバラつきが出ることが考えられる。
詳しいことは割愛しますが、視覚情報は脳の働きに大きな影響を与えます。
脳へと送られる視覚情報(機能)に問題があれば身体の動きや姿勢の制御、身体の不調や痛みなど、そのほか学習機能の低下や記憶力の低下などにも影響を及ぼすことが考えられます。
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目の緊張が強くなるということは、脳の緊張も強くなると言えます。
たかだかメガネと思うかもしれませんが、長時間メガネをかけることは目に緊張を与えることにもなります。
間違って欲しくないのが常にメガネをかけ続けて依存しすぎることが良くないことであって、メガネをかけること自体が悪いことではありませんのであしからず。
緊張の持続を解くためにも裸眼で過ごす時間を少しずつ増やしていくことをおすすめ致します。
何かご参考になれば幸いです。
それでは!
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