睡眠不足が続くとどうなる?睡眠不足が及ぼす体への影響

前回からの続きで睡眠の重要性についてお伝えします。

今回は睡眠不足による健康に対する影響についてお伝えします。

眠らないとどうなるのか?

睡眠は大事と言われますが、実際には体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

睡眠が足りていない状態のことを「睡眠負債」と言います。

少し多めに眠ったくらいでは、睡眠負債は返せずに脳も体も思うように働くならなくなります。
一見、普通でも脳と体は悪い状況に陥っていて、脳と体が正常に働いていない可能性があります。

睡眠不足が習慣化してしまうと深刻な状態に陥る危険性がありますので注意が必要です。

では、体への影響を少し具体的に紹介します。

睡眠不足による影響:短期的

・ホルモンの分泌の抑制(成長ホルモン、メラトニン※など)
※メラトニン:眠りを誘う、血圧を下げる。心臓発作や脳卒中を予防にも繋がる

・身体の内部環境を一定状態に保ち続ける恒常性維持機構に影響を与え、体重や体温などに悪影響を及ぼす

・免疫力の低下( 免疫物質の働きが弱くなる)


睡眠不足による影響:中長期的

・生活習慣病やうつ病、認知症、アルツハイマー型認知症などの様々な疾病のリスクを高める
(適切な睡眠が取れていれば、脳脊髄液というものがアミロイドβなどを除去してくれます)

・精神状態が不安定になる

・食欲を抑える働きを持つ「レプチン」が減少
 食欲を増進する「グレリン」の分泌増加
 →満腹感の低下、食欲の増進が促されることになり肥満に繋がる恐れ

・インスリンの分泌や反応が悪くなり、血糖上昇から糖尿病などに繋がる恐れ

・高血圧

・深い睡眠が取れなくなる

・死亡率が上がる


睡眠不足による注意力について

・起床後、16時間以上経過すると注意力やパフォーマンスが一気に低下する
(酒気帯び運転で検挙されるレベルを大幅に超えるほど)

・注意力、作業効率の低下→生産性の低下

・認知機能の低下(睡眠不足に応じて進む)

・判断力が鈍る

・反応速度の低下

それでは!

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