身体の不調は呼吸が原因!?

身体の不調や痛みに繋がる要因としては様々なことが考えられます。
その要因の一つとして考えられるのが呼吸と考えています。
今回は呼吸について少しお伝えしていきます。


目次

  1. 人は一日に2万回呼吸をする
  2. 不適切な呼吸とは?
  3. 呼吸のしすぎは不調の原因につながる
  4. 呼吸に変化をもたらす要因
  5. まとめ



1.人は一日に2万回呼吸をする

呼吸のリズムは人それぞれですが、人間は一日に2万回以上を呼吸をすると言われています。当たり前ですが、呼吸が浅い人の場合、回数が多くなります。

2万回以上するということになれば、どのような呼吸をしているかによって良い意味でも悪い意味でも身体への蓄積度合いも変わっていきます。

何かしらの問題で本来働くべき身体の機能が働くなり、不適切な呼吸を繰り返してしまうと…

・肩こりや腰痛などの身体の痛み
・疲れやすい、疲れが抜けない
・睡眠障害
・頭痛
・集中力の低下
・パフォーマンスの低下
などに繋がる恐れがります。

2.不適切な呼吸とは?

では、不適切な呼吸とはどのような呼吸を指しているのか?いくつか例を挙げていきます。

・呼吸の回数が多い
・口呼吸をしている
・肩をすくめている
・呼吸のときに胸の上側だけが動いている
・呼吸のリズムが一定ではない
・あくびが多い
・安静時でも呼吸をする音が聞こえる
などが挙げられます。

このような呼吸をしている方は上記で挙げた身体の不調に繋がる恐れがあります。

3.呼吸のしすぎは不調の原因につながる

呼吸の最も大きな役割は、脳と体に酸素を供給することになります。
脳、身体を機能させるには呼吸が必要不可欠です。

詳しいことは割愛しますが、多くの方が適切な量よりも多く呼吸をしている傾向があります。

周りにも呼吸が浅く、テンポが早くい方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった方は、息を吐ききれておらず、すぐに息を吸いこみ体内の酸素量が多くなってしまっています。

体内の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れると、血中ph(血液中の酸性とアルカリ性のバランス、度合い)のバランスに変化が出ます。

二酸化炭素は血中に溶けると酸性を示しますので、二酸化炭素の量が多くなれば酸性に傾き。
それに対して酸素は影響を及ぼしませんのでアルカリ性に傾くことになります。

酸性、アルカリ性どちらに傾くことも良くはなく、酸素、二酸化炭素どちらが多すぎてしまうことがよくはありません。どちらにせよ、どちらかに傾きバランスが崩れると体に悪い影響を及ぼしてしまいます。

また、酸素を効率的に脳や体に送り届けるには、適正な量の二酸化酸素が必要となります。多く呼吸をしてしまっている場合は、酸素量が過度に多くなり二酸化炭素の量が少なくなり、適正な量を保てなくなってしまいます。

体内には酸素と赤血球のヘモグロビン(酸素を全身に運搬する役割)というものがくっついた状態で存在しています。
このくっついた状態では、細胞に酸素が送り届けられません。

二酸化酸素は、酸素とくっついているヘモグロビンを引き離す作用をします。
体内の二酸化炭素が少ない状態が続くと、酸素はヘモグロビンとくっついたままの状態になってしまい細胞に酸素が送り届けることができません。

つまり、酸素を多く取り込む(取り込んでしまう)ことは返って、脳と体への酸素供給の低下を促してしまいます。


4.呼吸に変化をもたらす要因

いい意味でも悪い意味でも呼吸に変化をもたらす要因としては、
・栄養(食事のバランス)
・ストレス(肉体的、精神的)
・現在の健康状態
が挙げられます。

食事のバランスが悪かったり、加工食品などの取り過ぎは、血液を酸性に傾け、ストレスは自律神経の乱れにも繋がります。

交感神経(ストレス、緊張や興奮)が優位な方は、呼吸が浅くなり、数が多くなりがちです。

5.まとめ

当たり前すぎて普段、あまり気にもとめない呼吸ですが実は身体の制御には重要な役割を担っています。
適切な呼吸は身体の機能を高めることに繋がりますが、不適切な呼吸は身体の機能を低下させます。

1日に2万回以上する呼吸。

身体に不調を抱え悩んでいる方が、いくら良いストレッチをしても、マッサージや筋トレをしたしてもその場では良くなるかもしれませんが、
常時、不適切な呼吸を繰り返していた場合、やはり身体は元の状態に戻ってしまい根本解決に繋がらない可能性があります。

ストレッチをしても、マッサージに行っても、筋トレをしても身体の不調が緩和しないという方は、まずは普段どのような呼吸をしているのかを考えみても良いかもしれません。

身体を根本的に変えるには、呼吸の介入は必要不可欠と考えています。

一般の方にとっては、馴染みはないかもしれませんが、
私の指導においては、呼吸の評価、チェックを重要視しています。
まずは、適切な呼吸ができているのか?それからスタートです。

呼吸に関連する記事は、こちらから御覧ください。

少しでもご参考になれば幸いです。
それでは!

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