こんばんは!パーソナルトレーナーの高田です。
トレーニングをしているのに、なぜかお尻が垂れ下がってしまい脚が太くなった気がする…
そんな風に感じる方はいませんか?
もしかしたら努力がした結果が報われずに誤った方向に進んでいってしまっている可能性があります。
まず、結論からお伝えすると「筋肉は普段使った通りに発達するし、退化もします」
普段使いすぎている部分の筋肉は過度な発達をして緊張を促してしまいます。
逆に、普段使えていない部分の筋肉は活動が低下してしまい刺激が少なくなり弱化していまいます。
これに当てはめて、何かしらの理由で普段から太ももの筋肉を使いすぎている。
お尻の筋肉が使えていない場合はお尻は垂れ下がり、脚も太くなってしまう可能性があります。
つまり、現在の身体の状態をあまり考えずにトレーニングをすると普段どおりに刺激が入るため、かえって逆効果を生む可能性があります。
お悩みや目的達成のためには、まずトレーニングをする前に
・身体のバランスが崩れていないか
・普段の姿勢は乱れていないか
・日常での動きが身体に負担をかけていないか
などを確認することが大切だと考えています。
ベクトルがずれずに努力が報われるよう、まずは現在のご自身の身体を知ることから始めましょう。
1.男女間での身体の違い
まず、男性と女性では生まれながらに身体の構造に違いがあります。
当たり前と言えば、当たり前ですね。
女性の方の場合
・骨盤が幅広い
・骨盤が前におじぎ(骨盤前傾)をしている
など
骨格や骨の並びなどに違いがあるため身体のバランスが崩れやすく、理想的な姿勢が取りづらくなる傾向があります。
また、出産経験(分娩方法によっても変わる)の有無も骨の位置などに影響をもたらします。
今回は、詳細を割愛させていただきますが骨盤の位置関係によって筋肉の活動は大きく変化します。
少し語弊がありますが簡単にご説明すると
骨盤が前に傾いている:お尻に力が入りづらい
骨盤が後ろに傾いている:お尻に力が入りやすい
となり、骨盤の位置関係によりお尻の筋肉が使われやすくなるかが変わっていきます。
女性の方の場合は生まれながらに骨盤の位置が前に傾いている傾向があるため、まずは骨盤の位置の確認をすることが大切です。
2.ただ、トレーニングをすれば良いわけではない
気持ちはとてもわかるのですが、すぐにトレーニングをしよう!ではなく、安全に正しく効果が出せるように現在の身体をしっかり確認してあげることが第一優先だと思います。
でなければ、トレーニングがかえって逆効果を生む可能性もあれば身体を痛めるなどの害を及ぼす可能性もあります。
まずは現在のご自身の身体を知り、どこかに問題があった場合はその問題点の改善から取り組むことが大切だと考えています。
”病院で診察せずに薬をもらう人はいないのに、トレーニングに関しては動きの適切な評価なしにトレーニングを始める人が多い”
この言葉はアメリカの理学療法士のグレイ・クック氏が述べた言葉です。
この言葉の通りに病院で診察なしに薬をもらい、その薬を服用することはありませんよね。
まずは、現在の身体の状態を知ることで方向性や行うべきことが見えてきます。
3.まとめ
・筋肉は普段使った通りに発達し、退化する。
・普段使いすぎている部分の筋肉は過度な発達をして緊張を促してしまい、反対に普段使えていない部分の筋肉は活動が低下することで刺激が少なくなり弱化する。
・何かしらの理由で普段から太ももの筋肉を使いすぎている。
お尻の筋肉が使えていない場合はお尻は垂れ下がり、脚も太くなってしまう可能性がある。
・身体の状態をあまり考えずにトレーニングをすると普段どおりに刺激が入るため、かえって逆効果を生む可能性がある。
ただ、トレーニングをすれば良いわけではない。
1.身体のバランスが崩れていないか
2.普段の姿勢は乱れていないか
3.日常での動きが身体に負担をかけていないか
・骨盤の位置関係によって筋肉の活動は大きく変化する。
骨盤が前に傾いている:お尻に力が入りづらい
骨盤が後ろに傾いている:お尻に力が入りやすい
・女性の方の場合は生まれながらに骨盤の位置が前に傾いている傾向がある。
・安全に正しく効果が出せるように現在の身体をしっかり確認してあげることが第一優先。
思うような結果が出ていなければ、一度立ち止まって専門家などにご相談することをおすすめ致します。
何かご参考になれば幸いです。
それでは!
パーソナルトレーニングのお問い合わせ、ご相談は下記ボタンをクリック!
LINE公式アカウント始めました!
こちらでもご予約の申込みやお問い合わせなどが可能です!