
こんばんは!パーソナルトレーナーの高田です。
前回の記事では小麦が含まれる食品と乳製品を取りすぎることによって、腸の炎症および環境を悪くしてしまうとお伝えさせていただきましたが、今回はその腸の修復するためにはどのような食品を取れば良いのか。また気を付ける点についてお伝えさせていただきます。
前回の記事はこちらからご覧ください。
結論からお伝えしますと、腸の炎症および環境を悪くする原因としましては大きく分けて3つあります。
・小麦(グルテン)を含む食品の(慢性的な)摂取
・リノール酸の過剰摂取
・食物繊維の不足
などが挙げられます。
取りすぎているものは控えるようの心がけて、反対に不足しているものは意識的に取るようにすると良いと言うことです。
では、それぞれ簡単ではありますが見ていきましょう。
小麦の解説は前回でお伝えしましたので、今回は割愛させていただきます。
1.腸の修復に貢献!ネバネバな食品
腸の修復に取りたい勧めたいものの一つとして水溶性食物繊維の食品が挙げられます。
水溶性食物繊維は、その名の通り水に溶ける食物繊維でネバネバ、ぬるぬるした海藻や野菜を指します。
例を挙げますと
野菜:たまねぎ、ごぼう、オクラ
海藻:わかめ、こんぶ、もずく、めかぶ
果物:アボガド
などになります。
詳しいことは割愛しますが、水溶性食物繊維の食品を取ることで悪玉菌の活性が抑えられて腸内の健康が保たれやすくなります。また、抗炎症作用もあることから腸の炎症を改善するためには非常に大事なものになります。
なので、まず腸の炎症の修復ためには水溶性食物繊維が勧められますので、上記で挙げました食品などを使って調理をしてみてください。
ちなみに水溶性食物繊維は、高い粘着力を持っていて悪玉コレステロール(LDL)を体の外への排泄を促す作用があるため悪玉コレステロールを下げることにも繋がるとされます。
2.サラダ油の使いすぎには要注意!
リノール酸と呼ばれる植物油(サラダ油)などの取りすぎ、使いすぎには注意が必要です。
リノール酸を過剰に取ることは、腸の炎症に繋がることになります。
調理をする際は、植物油の使いすぎに気をつける。
もしくは植物油で調理するのではなく、オレイン酸と呼ばれる油であるオリーブオイルなどに変えて調理するのも一つの手です。
身近なものでいうと、加工食品にも含まれていますので裏面の原材料などをみると良いです。植物性油脂と書かれているものを取りすぎるのは身体には良くありません。
3.まとめ
腸の炎症および環境を整えるには、一般的には栄養学というと「取った方がいいもの」がフォーカスされやすいですが、それと同じように「控えた方がいいもの」も非常に大事です。
今回の場合ですと
「取った方がいいもの」→水溶性食物繊維
「控えた方がいいもの」→小麦、植物油
となります。
簡単ではありましたが何かご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきた有り難うございました。
それでは!
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