こんばんは!パーソナルトレーナーの高田です。
今回は、背骨の湾曲の重要性と機能についてお伝えします。
背骨は、椎骨(もしくは椎体)と呼ばれるブロック型の骨がいくつも重なり連なっています。横から見ると、バランスよく湾曲を描いているのがイメージをしていただけると思います。適度な湾曲を描き、状態をキープすることにより体へのダメージを防いだり、パフォーマンスを高めてくれます。
1.背骨の機能
まず、外的な抵抗に対して体の吸収する力が低いと、バランスが崩れて動作をする際に力が入りづらくなります。
そのため、抵抗に対して吸収する力や機能が必要となります。
一見すると、か弱くてグラグラしているイメージかもしれませんが、実は人間の体で最も衝撃(反作用)を受け止めることができるのが背骨なんです。
なぜ吸収に優れているのかは、背骨の湾曲にワケがあります。
背骨は適度な湾曲を描くことで、体内部の吸収力(抵抗)を高めることができます。
動作をする際、当事者が適切に動きをコントロールできていれば、背骨の湾曲は適度にキープされたままになり、力も入りやすくなりパフォーマンスも上がります。
日常生活などにおいては、
姿勢が良ければ屈んだ状態でも重いものを持てたりしますが、丸まった姿勢であれば力が入りづらくなることですし、腰も痛めるかもしれませんね。
なんとなく背骨の湾曲の重要性がご理解いただけましたでしょうか?
湾曲のズレが強ければ痛みも出ますし、パフォーマンスも低下します。
2.背骨の湾曲のズレや動きに制限があるとどうなるのか?
上記でも軽く触れていますが、もう少し具体的にお伝えすると以下のようになります。
・筋肉の緊張が高まる
・筋肉の内圧が高まる
・パフォーマンスの低下
大きく曲がっていたり、反っていたりなど、背骨の過剰な湾曲や動きの制限がある場所があれば、体には無駄に強い力が働いてしまいます。
強い力がある箇所に一定に掛かり続けることにより、筋肉の緊張や筋肉の内圧が高まり、体に痛みが出る恐れがあります。
姿勢が乱れればパフォーマンスも大きく低下してしまい、体のバランスも崩れやすくなり力も入りづらくなってしまいます。
背骨の湾曲が適度にキープされることにより、体へのダメージを防いだり、パフォーマンスを最大限まで高めてくれます。
逆に過剰な湾曲や背骨の動きに制限がある場合は体を痛めてしまったり、パフォーマンスも大きく低下させてしまいます。
構造を理解すると、体への配慮や考え方が変わるかもしれません。
次回は、パフォーマンスにおいてもう少し深堀りします。
それでは!
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