こんばんは!パーソナルトレーナーの高田です。
運動を提供する上では、基本的な考えのもとに段階的なアプローチを行い、運動指導をさせて頂いております。
1.呼吸は重要な要素
呼吸は、生まれてから無意識下で常時行われる原始的な動作です。
生きている上では、当たり前にする動作ではありますが、体に対して過剰な負荷やストレスなどの何かしらの原因により呼吸の機能が低下し、不適切な呼吸に繋がる可能性があります。
不適切な呼吸は、心身ともに強い緊張を与えます。
緊張が強ければ体の制御がうまくいかずに不適切な動作が積み重なり、体に痛みが出る恐れが大いにあります。
呼吸は脳および神経系、筋肉や関節などの体の構造的な部分などに大きな影響を与えます。
常時行われる呼吸が乱れていては、どのようなアプローチをしても根本的な解決は難しいです。
運動による効果を最大限かつ安全に行うために呼吸の最適化を目指すことが重要だと考えています。
2.人の体を左右非対称として捉える
臓器の位置関係などからも分かる通り、人の体は左右非対称にできています。
①体の構造の左右差
②脳機能の左右差
③後天的要素の左右差
例えば臓器などの位置関係が異なれば、左右の重心の掛かり方や骨格などにも影響を及ぼします。
また、それぞれ生活環境や生活習慣が異なりますので後天的にも体の左右のバランスに大きな影響をもたらすといえます。
左右のバランスのずれにハマったままだと、痛みや骨格のずれがさらに助長される可能性があります。
もちろん、左右の力の発揮(力の向きも含めて)にも影響を及ぼします。
元々、左右非対称として身体を評価して運動に取り組むことが大切だと考えています。
3.運動を行う前に基礎的な機能を獲得や条件を満たす
運動の効果を最大限かつ安全に行うために、基礎的な機能の獲得や条件を満たした上で運動に取り組みます。
①関節の位置を整える
②関節の可動性と安定性
③静止時、動作時の安定性
適切な動作を生み出すためにはこれら3つの機能の獲得や条件を満たし、段階的にアプローチをして運動に取り組むことが効果を最大限に高め、より安全に運動が出来ると考えています。
イメージは以下のとおりです。
4.まとめ
・不適切な呼吸は、心身ともに強い緊張を与える可能性がある。
・呼吸は姿勢や体の動きに大きな影響を与える。
運動による効果を最大限かつ安全に行うために呼吸の最適化を目指すことが大切。
・人の体は左右非対称にできているため、左右の重心の掛かり方や骨格などにも影響を及ぼすことが考えられる。
・左右のバランスのずれにハマったままだと、痛みや骨格のずれが助長される可能性がある。
・左右差を考えて、運動に取り組むことが大切。
・運動の効果を最大限かつ安全に行うために、段階的に運動を取り組む。
①整える:関節の位置を正す
②使える:体の使い方を正す
③鍛える:適切な動きに負荷をかける
人生100年時代。
常にどこかに悩みを抱え長生きするより、人生を楽しむために少しでも健康的に過ごせるようにしていきたいものです。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を伝える」
トレーナーがいなくても、ご自身の身体を管理できるところまでサポートをすることが私の理想です。
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