トレーニングをする前に食事を取らなければトレーニングの効果は得られず、本末転倒です

皆さんトレーニングをする際にお食事を取れていますか?

欠食をしたり、無理をして空腹でトレーニングを行うことは効果を減少させる恐れや逆効果になる可能性が高いです。

エネルギーが不足すると身体を思うように動かせなかったり、ガソリン切れで体力が持たなかったりなど結果的にトレーニングの質やトレーニングの量を低下してしまいます。

効果的なトレーニングをするためにも、トレーニングの前は最低限のお食事は取りましょう!


1.脳を働かせるには、糖が必要

ご存知の方が大半だと思いますが、脳を働かせるには糖いわゆる糖質が必要となります。

糖質が不足すれば、脳の働きは低下してしまい身体を上手くコントロールできなくなり、機能の低下などの問題が起こります。

・姿勢、動きの制御や機能の低下

・運動を行う上での感覚の低下

・身体の緊張

・ふらつきやめまい

・イライラ

など

糖の不足が原因で、脳の機能が低下してしまいトレーニングを行う以前に身体の制御が上手くできなくなってしまいます。

普段できていることに時間が掛かってしまったり、ガソリン切れで休憩時間を長くせざるおえないなど。
このような状態でトレーニングを行うことは良い効果も望めませんし、かえって逆効果になる恐れもあります。

普段から欠食や空腹に近い状態に慣れている方の場合は、あまり実感が沸かなかったり、ご自身の身体の状態に気づかないかもしれませんが、脳の機能低下により姿勢や動きのコントロールができなくなってしまったり、すぐに疲れてしまうなどの問題によりトレーニングの質を低下させてしまいます。


2.筋肉の分解が促され、筋肉の量の減少に繋がる

また、筋肉はただトレーニングすれば付くわけではありません。
筋肉を付けるためには、栄養が必要不可欠です。

身体を動かすエネルギー源となる主な栄養素は、糖質(炭水化物)と脂質です。

身体を動かすためのエネルギー源となる糖質が枯渇した状態になると、他で糖質の役割をしなくてはいけません。(これを糖新生といいます)

詳しいことは割愛しますが、糖質が枯渇しているがために筋肉を分解をすることで糖質の役割の変わりをします。

その結果、トレーニングをしているのに筋肉量の減少に繋がる恐れがあります。

これでは本末転倒です。


3.トレーニング前には最低限の食事を取りましょう

空腹状態のときやお食事の間隔が長く空いている(2〜3時間以上)ときは、まず何でも良いのでお食事を取りましょう。

もちろんお菓子を食べるなど何でも良いわけではないですが、何も食べないよりはまだマシです。

いつも起きるのがギリギリで朝食を食べずに運動やトレーニングを行う方は、少しだけ早起きをしていただいて。

お仕事終わりにジムに行く方は、コンビニなどに立ち寄っていただいて。

少しでもご飯やパン(菓子パンは控えたい)、麺類などの炭水化物いわゆる糖質を取りましょう。
バナナなどでもOKです。
コンビニであれば、おにぎりがおすすめです。

トレーニングの最低限の準備として、必ずお食事は取りましょう。


4.まとめ

・糖質が不足すれば、脳の働きは低下してしまい身体を上手くコントロールできなくなり、機能の低下が起こる。

・このような状態でトレーニングを行うことは良い効果も望めなく、かえって逆効果になる恐れもある。

・糖質が枯渇すると筋肉が分解され、筋肉の量の減少に繋がる。

・空腹状態のときやお食事の間隔が長く空いている(2〜3時間以上)ときは、まず何でも良いのでお食事を取ること。

・ご飯やパン(菓子パンは控えたい)、麺類などの炭水化物いわゆる糖質を取る。バナナなどでもOK。
コンビニであれば、おにぎりがおすすめ。


もちろん食べ過ぎもよくありませんが、食べないこともよくありません。

指導をしていると、お食事を取らずにトレーニングに来ている方が比較的多いのを感じます。

もちろん色々な理由で取れない、取らない方もいらっしゃるかと思いますが効果を出すためにも必要最低限のお食事を取ることを心がけましょう。

それでは!

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