運動するといつも腰の右側が痛い!その理由は体の左右非対称に理由がある!

こんばんは!トレーナーの高田です。

脚や腰の痛みなどが出るときは決まっていつも右側…
こんな方いらっしゃいませんか?

結論から言ってしまえば、身体の右側は痛みが出やすいことには理由があります。

当たり前と言えば当たり前になるのですが、人の身体は左右対称に作られていません。
そのため、まず身体は左右対称(均等)ではないということになります。

なぜ左右非対称だからといって、身体の右側に痛みが出やすいのか?

では、その理由を簡単にご説明させていただきます。


1.人の身体は左右非対称

一般の方でもお分りの通り、臓器の位置関係などから考えると人の身体は左右対称にできていません。

では、左右差はどのような要因で生まれるのでしょうか?

簡単に分けると以下の通りになります。

①身体の構造の左右差

②脳の機能の左右差

③後天的な左右差

臓器などの位置、大きさや重さが異なれば左右の重心の掛かり方などが左右で異なるのはなんとなくご理解いただけるかと思います。

また、詳しくは割愛させていただきますが脳の機能にも左右で役割などに違いがあります。

その他にも、人それぞれ生活環境や習慣は異なりますので人によっては左右のバランスが大きく崩れてしまう可能性もあります。

例えば

・オフィスのデスク環境

・通勤時のバックの持ち方(持つ側)

・ご自宅でのテレビの向き

など

つまり生活環境や習慣の影響により、後天的にも身体の左右のバランスに大きな影響をもたらす可能性があります。



2.なぜ、右側に痛みが出やすいのか?

左右対称ではないことは今回の記事がなくてもなんとなくご理解していたかと思いますが、ではなぜ右側に痛みが出やすいのか?

右側に痛みが出るということは、簡単に言えば右側に負担がかかっているということになります。

詳しい理由は割愛しますが、以下の理由から身体の感覚は右側にいきやすい傾向です。


①構造上臓器が右に偏りがち

右側に肝臓、肺(右側に肺胞が3つ、左側は2つ)。
横隔膜が左側に比べて右側の方が大きい(長い)など右側の方に臓器が偏りがちです。

②右側の骨盤が後ろに傾いていることが多い

左の骨盤が前に傾き、右の骨盤が後ろに傾いていることが多く、右重心になりやすく右側に負担が掛かりやすい。

③言語中枢が左脳にある(大半が)

手足の動きは、脳へ与える刺激は左右逆になります。
右側を多用:左脳に刺激を与える。 左側を多用:右脳に刺激を与える。

④右利きの人が多い

左脳の刺激を活性化しやすい。

⑤左の視野に比べて、右の視野が強い

右の視野の傾向があり、右の視野は左脳で処理される。

例えば、スマホを右手で操作する場合は右側で見やすいと思います。

どれか単独でというわけではなくそれぞれが関わり合い、相まってさらに右への感覚が助長していき、その結果的に右側に痛みが出やすいということになるのです。

一度、ご自身の姿を鏡で見てみると右肩が下がっていることが多いかもしれません。

特に今は何も痛みを感じない方でも、将来的に身体の右側に痛みが出る可能が大いにあります。

痛みの改善、予防をするためには上記で挙げた右側に掛かる負担のパターンから抜け出す必要があります。

その話はまた今度お伝えさせていただきます!

少しでも何かご参考になれば幸いです。

ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

それでは!


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