運動直後に体組成測定は意味がありません!体脂肪が減少することはないので勘違いしないように!

スポーツクラブで活動していて思うのは、運動の前後に体脂肪(体重)を気にして(体組成)測定している方が結構多いです。その数値で一喜一憂している方もいらっしゃいます…。実際に数時間の運動の後に体脂肪が減少することがあるのか?
結論から言うと、まず体脂肪が減少することはなく誤りです。

ではなぜ、運動直後に体脂肪の数値が減少するのかについて解説していきます。

目次

  1. 体脂肪率(体組成)の測定方法は?
  2. 運動後の体脂肪率は変わる?
  3. まとめ

1.体脂肪(体組成)の測定方法は?

まず、一般的な体脂肪を測定する機器(体組成計)は基本的にインピーダンス法といった電気抵抗値(インピーダンス)で測定をしています。

手または足または両方(機器によって異なる)から微弱な電流を流し、そのときに体内に流れる電気の流れやすさ(電気抵抗値)と身長や体重などの情報と組み合わせて推定値が出されます。
※あくまでも推定値ですのでまた機器によってばらつきもあります。

脂肪は水分が少なく電流が流れずらくその他の筋肉などの組織は、水分を多く含むため電流が流れやすいという性質があります。

脂肪が多い(電流が流れにくい)⇒電気抵抗値が高い

脂肪が少ない(電流が流れやすい)⇒電気抵抗値が低い 

2. 運動後の体脂肪率は変わる?

電気抵抗値によっても数値が変わりますので電流が流れる部分に触れる手足の水分量によって数値は異なります。そう考えると運動前と後ではどうでしょうか?

運動後は代謝物が発生することによって、浸透圧の変化が起こり、電流が流れる部分に触れる手足は含水量が一時的に増えます。
結果、電気抵抗値が低くなり、体脂肪率は運動前よりも低く数値が出される傾向があります。

つまり、運動後に測定した体脂肪率は一時的な体内の水分量の変化の影響を受けたもので数時間の運動によって体脂肪が減少したわけではありません。

3. まとめ

運動後に数値が変わっていることに喜びたい気持ちもわかりますが、数時間で脂肪がなくなることはないですよね…

体重そのものの数値も同様です。体重が減少するのもおそらく発汗などにより体内から水分が減少したことによるものと考えるのは容易です。

測定の際、出来る限り誤差をなくしたい場合は、できる限り同一条件で測定することです。(測定時間、同じ機器、食前など)一番は起床後すぐに測定することです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは!