
いきなりですが、皆さんお水は一日にどのくらい飲まれていますか?
特にデスクワークの方。
カウンセリングなどでお聞きすると大半の方が、水分が取れていません。
実は思っている以上に身体の中で水分は、様々な役割を担っています。
そこで今回は、水分補給の重要性についてお伝えしていきます。
1. 一日の水分摂取量は?

季節、天候、働いている環境、日常生活レベル(強度 ) などによって違いがあり、個人差がありますが目安として1.5〜2ℓ程度は必要と考えてください。
体内の水分の収支は以下の通りです。
体内から出る水分:尿1600ml、呼吸や汗など900ml 合計 2.5ℓ
体内に入る水分:食べ物の水分1000ml、代謝水300ml※ 合計 1.3ℓ
※糖質、脂質、タンパク質がエネルギーに変わるときに出る水
出る水分(2.5ℓ)ー入る水分(1.3ℓ)=1.2ℓの不足
上記の関係から考えると1日に最低、飲料水として1.2ℓ以上は必須となります。
ですが、実際はそれ以上に摂取するべきでおおよその目安として1.5〜2ℓ程度は必要かと思います。
また、のどが渇いたときに一気に飲むのでなくこまめに取りましょう。
水のがぶ飲みは体内に吸収されずに尿として体外に排出されやすく、体内の電解質のバランスを崩す原因に繋がり体調不良を起こすので注意です。
2.体内の水分が担う役割

・体温調節
・老廃物などを体外に排出(汗や尿として)
・代謝活動の維持
・血液の循環(酸素や栄養素を体の中に送る)
・筋肉の活動(筋肉の収縮)
・皮膚の乾燥を防ぐ
など
血液、筋肉、皮膚、臓器、骨などには多くの水分が含まれ、これらを一定の状態を保つ為には、必要不可欠です。
筋膜内(筋肉)は多くの水分で満たされていますので、体内の水分量が少ないと疲労が溜まりやすくなったり組織の回復が遅れたりもします。
結果、痛みなどの身体の不調にも繋がる恐れもあります。
水分補給はとても重要なんです。
3.水分が不足すると?

体重の約1%の水分が失われるとノドの渇きが現れ、水分が多量に失われると、頭痛や脱力感などの脱水症状が起こります。
・体重の約10%ほど水分が失われる
⇒筋肉の痙攣、意識が混乱、腎機能が失われる
・体重の約20%以上の水分が失われる
⇒死に至る
体内の水分不足は、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクも高まります。
4.どんなものを飲めばいいか?

※カフェインが含まれる飲料は、利尿作用があるので体内から水分が排出されてしまうので飲む際は注意が必要です。
水などと比べた場合、十分な水分補給にはなりませんので飲み過ぎには気をつけて下さい。
私もデスクワークの時はコーヒーは欠かせません。
コーヒーを飲む場合は水や麦茶なども補うように取るようにしています。
5.まとめ
・1日の水分摂取量はおおよその目安として1.5~2ℓ程度。(個人差あり )
・こまめに水分補給をすること。
水のがぶ飲みは体内に吸収されずに尿として体外に排出されやすく、体内の電解質のバランスを崩し、体調不良を起こす可能性がある。
・血液、筋肉、皮膚、臓器、骨などには多くの水分が含まれるため、これらを一定の状態に保つためには水分は必要不可欠。
・体内の水分量が少ないと疲労が溜まりやすくなる。組織の回復が遅れる。
身体の痛みや不調にも繋がる恐れがある。
・水分が多量に失われると、頭痛や脱力感などの脱水症状が起こる。
・体内の水分不足は、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクも高まる。
・利尿作用があるコーヒーなどのカフェインが含まれる飲料の飲み過ぎには注意
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは!
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