腹式呼吸それとも胸式呼吸?結局、どんな呼吸法がいいの?

こんばんは!パーソナルトレーナーの高田です。

私がパーソナルセッションを行う上で重要視しているのが呼吸です。

呼吸を重要視している理由は、こちらを御覧ください。

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お客様がどのような呼吸をしているのか…
楽に呼吸をしているのか。苦しそうに呼吸をしているのか。

お腹を大きく動かして呼吸をしていたり、胸の上部を大きく動かしていたり呼吸のパターンは人それぞれだと思います。

呼吸と一言で言っても、人によって考え方や認識の違いがあるかと思います。
では、一体どのような呼吸法が適切なのか。
私が指導であたる上での考えをお伝えします。

先に言っておくと、〇〇の呼吸法が正しくないなど否定をしているわけではありませんので、あしからず。


1.場面ごとで呼吸は変わるもの

まず、一般の方で思い浮かべる呼吸方法やパターンは「腹式呼吸」、「胸式呼吸」などでしょうか。
空気の出し入れも、鼻呼吸と口呼吸と二通りありますね。

では、どの呼吸法やパターンが適切なのでしょうか。

結論から言ってしまえば、どれも適切だといえます。

大事なのはそれぞれの状況下において、その状況に応じた呼吸ができることが理想だと考えています。

胸式呼吸や口呼吸はあまり良いとはされないことも多いと思いますが、状況によっては適切な呼吸とされます。

例えば、会社に遅刻しそうで全速力でダッシュをすれば酸素を多く取り込みたいので口呼吸にもなりますし、肩や胸を持ち上げて胸式呼吸をするかと思います。

大事なのは、その状況に応じた呼吸をしているかです。
反対に状況にあった呼吸でなければ、不適切な呼吸と言えるでしょう。


2.本来あるべき呼吸をしよう!

では、安静時の呼吸に関してはどのような呼吸をしているのが適切と言えるでしょうか。

安静時の際に、腹式呼吸や胸式呼吸をしていたらどうでしょうか?
口呼吸をしてたらどうでしょうか?

詳しいことは割愛しますが、結論から言ってしまえば、身体に痛みや不調が現れます。

少し話が逸れますが、詳細はこちらの関連記事を御覧ください。

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日常生活において、ほとんどの時間が椅子に座っていたりなど安静な状態だと思います。
実際に安静時において、適切な呼吸が出来ているのでしょうか?

通常、横隔膜が適切に機能していれば胸とお腹は両方同時に上下に動きます。

吸気時:胸、お腹は同時に上がる(肋骨が開く)
呼気時:胸、お腹は同時に下がる(肋骨が閉じる)

ただ、何らかの理由でこの横隔膜が適切に機能をせずに、呼吸機能が低下してしまった結果、肩や胸を持ち上げる「胸式呼吸」やお腹だけを膨らます「腹式呼吸」をしてしまっている方が多くいらっしゃいます。

その他にも、息を吸う際にお腹が凹む。
息を吐く際にお腹が膨らむ方などもいらっしゃいます。

呼吸は1日に2万回程度すると言われています。
2万回、不適切な呼吸をエンドレスに続ければ身体の状態はどうなるでしょうか…

状況にあった呼吸をすることは変わりないのですが、 安静時において私の指導での指標とする呼吸法に関しては「胸式呼吸」でも「腹式呼吸」でもなく、本来あるべき基本の呼吸をしてほしいと考えています。

〇〇メソッドなどの呼吸法に関しては、学んでいないので一概には言えませんが、本来あるべき呼吸を理解した上で〇〇メソッドなどの呼吸法に深みが増してくるのかもしれません。

あくまでも本来あるべき本質が重要であり不変だと思っています。

何かご参考になることがあれば幸いです。

それでは!

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