
こんばんは。パーソナルトレーナーの高田です。
女性の方には馴染みのある言葉だと思いますが、生理前に感じる身体の不調は月経前症候群。PMSというものがあります。
今回は、この月経前症候群(PMS)について考えていきます。
先にお伝えをすると、月経前症候群の原因は諸説ありますが現時点で確証が得られるものはないとされています。
ただ、症状に影響を与えると考えられる要因などはあるとされます。
そこで考えられる要因と症状緩和に繋がるであろうことをお伝えをしていきます。
実際に体験をしていない私がお伝えするのも、いかがなものかと思われるかもしれませんが何かご参考になれば幸いです。
目次
1.月経前症候群(PMS)とは?

生理前およそ3~10日間の黄体期(高温期)に続く精神的あるいは身体的症状。
生理が始まるとともに弱まり、消えていくもの。
黄体期に増える女性ホルモンの一つである、プロゲステロンというホルモンが大きく関与していると考えられています。
少し項目に分けてお伝えをしますと
・症状の種類、強度や頻度には個人差がある
・周期:黄体期に繰り返して出現するのがPMSの特徴
必ずしも毎回同じパターンで症状が現れるとは限らない。
(生活習慣および食生活やストレスなどで変化)
・年齢:20代後半〜30代にピークがあるという報告が多く見られる。
※症状が現れるのは、10代でも始まっている。
生活習慣の乱れや日々のストレスなどで若い年齢でも症状を感じることが多くなるのではないかと考えられます。
では、具体的にはどういった症状が現れるのか。
個人差があり、感じる症状も一人ひとり違うかと思いますが下記で例を挙げます。

2.生理前の身体の不調に繋がる要因と考えられるもの

諸説ありますが、現時点で確証が得られるものはないとされています。
①性ホルモンの影響
排卵の周期に起こり、黄体期に繰り返し出現するということから性ホルモンが影響しているのは間違いないと考えられています。
ただ、生理前に不調を感じる月経前症候群の方と対照群では女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の値に有意な差がないことが正しいと広く認められています。
そのため、性ホルモンに対する感受性の差が関与していると考えられています
②自律神経の影響
自律神経の役割は、内臓や血管などの機能のコントロールがあると同時にストレスなど身体に受ける変化を脳に伝達をするため精神面にも影響を与えています。
心身ともに症状が現れる月経前症候群を考えれば、自律神経の乱れや変化が症状が現れるのに関与している可能性が考えられます。
また自律機能を統括する中枢は、ホルモンが分泌される大元である脳の視床下部というところに存在しています。
そのため、自律神経が乱れることはホルモンの分泌まで影響が出ることが考えられます。
③遺伝的な要素や体質の影響
3.症状緩和のためにできること

辛い状況の中で難しいことも多いかと思いますが、できる範囲内で食事や睡眠、適度な運動など生活習慣を整えることが何よりも大切です。
症状の記録(記憶)
症状が現れるパターンやタイミングがわかる。
→仕事の予定や家事の量の調整。肉体的、心理的負担の軽減となる可能性。
家族やパートナーなどの周りのサポートや理解がとても大切だといえると思います。
4.まとめ
・月経前症候群とは、生理前およそ3〜10日間の黄体期(高温期)に続く精神的あるいは身体的症状。
生理が始まるとともに弱まり、消えていくもの。
・黄体期に増える女性ホルモンの一つである、プロゲステロンというホルモンが大きく関与していると考えられている。
・症状の種類、強度や頻度には個人差がある
・周期:黄体期に繰り返して出現するのがPMSの特徴。
必ずしも毎回同じパターンで症状が現れるとは限らない。
(生活習慣および食生活やストレスなどで変化)
・年齢:20代後半〜30代にピークがあるという報告が多く見られる。
※症状が現れるのは、10代でも始まっている。
・生活習慣の乱れや日々のストレスなどで若い年齢でも、症状を感じることが多くなるのではないかと考えられる。
・要因として考えられるもの。(諸説あるが、現時点で確証が得られるものはない)
性ホルモンの影響
自律神経の影響
遺伝的な要素や体質の影響
・辛い状況の中で難しいことも多いが、できる範囲内で食事や睡眠、適度な運動など生活習慣を整えることが何よりも大切。
何かご参考になるようなことがあれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは!
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