
こんばんは!パーソナルトレーナーの高田です。
いきなりですが、数少ないこのブログを読んでくださっている方に質問です…
顔を動かさずに右側(右視野)と左側(左視野)どちらが見やすいですか?
なんとなく、左側が見えづらくないですか?(私もです…)
結構、左側が見づらい方が多い傾向があると思います。
それはなぜか?結論から言ってしまえば、身体の感覚は右側にいきやすい(右側ばかりに負担が掛かっている)傾向があります。
感覚が右側にいくことにより、左への感覚が薄れてしまうのです。
結果的に…
・左側に重心が乗りづらかったり
・身体が左側に捻りづらかったり
・左側見えづらかったり
ということに繋がりやすいです。
「大体の人が右利きだから当たり前じゃん!」
そう!それも大きな理由の一つですね!
では、少しだけ細かくご説明させていただきます。
1.右側に感覚がいきやすい理由

詳しい理由は割愛しますが、以下の理由から右側に感覚がいきやすい傾向があります。
①臓器が右に偏りがち
右側に肝臓、肺(右側に肺胞が3つ、左側は2つ)。
横隔膜が左側に比べて右側の方が大きい(長い)など右側の方に臓器が偏りがちです。
②右側の骨盤が後ろに、左の骨盤が前に傾いていることが多い
詳しい理由は割愛しますが、右の骨盤は後ろに傾き、左の骨盤は前に傾いていることが多いです。
骨盤は、後ろに傾いている方に重心が乗りやすくなります。
そのため、右重心になりやすく右側に負担が掛かりやすいと言えます。
③言語中枢が左脳にある(大半の方が)
会話をする以上、左脳は活発されやすいです。
④左利きに比べて右利きの人が多い
手足の動きが脳へ与える刺激は左右逆になりますので、左脳の刺激が活発しやすくなります。
⑤左の視野に比べて、右の視野が強い傾向
右側の視野:左脳で処理
左側の視野:右脳で処理
上記で挙げている通り、とにかく左脳が活発になりやすいので右側の視野が強くなる傾向になります。
日常の何気ないスマホをいじる時でも右手で操作する場合が多いがために、身体の右側で見ることが多いかと思います。
何となくお分かりになるかもしれませんが、どれか単独でというわけではなく各々が関わり合い、相まって右への感覚がさらに助長していくということになります。
2.左側の感覚の強化が必要

どうしても右側に感覚がいきやすいため、何も意識をしなければ惰性で楽な右への感覚が強くなったままになってしまいます。
左右のバランスが崩れることにより身体の右側に痛みが出やすくなってしまったり、身体の動きも制限されてしまい日常生活にも影響を及ぼす可能性が多いにあります。
現時点ではあまり実感がわかない方でも、これから痛みなどの身体の不調が出る可能性があります。
また、今回のテーマである左側が見づらくなることも日常生活にも大きな影響が出てくることが考えられます。
冷静になって考えてみると、左側が見づらいということは認知する能力とスピードが低下するということになります。
現に道路の横切中の事故は左側から接触する方が、右側に比べて約2倍以上となっているようです。
こういったことを考えると改善が必要だと思いませんか…?
3.普段から左側を意識しましょう

改善のためには、シンプルに普段の生活の中で左側を意識することになります。
例えば
・左手をなるべく多く使って生活をする
・左側のトレーニングを多くする
・食卓のテレビの位置が右側にあるのではあれば、正面にする
など
もちろん左側を見ることも非常に有効になるのですが、やりすぎてしまうとかえって逆効果など悪影響を生んでしまう可能性がありますので非常に注意が必要です。きちんとした、目の評価が必要です。
(目が身体に与える割合の影響が非常に大きいため、気持ち悪くなってしまう場合もあれば、斜視などにも繋がる可能性があります)
明らかに左側が見づらいという方は左側を見る練習を行ってみてください。
ただし、やりすぎは逆効果になる可能性があるため、1日に1回程度でOKです。
・左側に何か見つめるポイントを決める。
・顔は動かさずにそのポイントを3秒見つめたら正面に目を戻す。
・また、ポイントを3秒見つめて戻す。を計4〜5回程度繰り返す。
※注意点
・ポイント一点を見つめるのは3秒以上しない。必ず3秒以内で。
トータルの時間も30秒に満たない程度に。
・眉間にシワを寄せないように、頑張って見過ぎない。
・途中で気分が悪くなったらすぐに中止する。
・口呼吸にならないように注意。
まずは、普段の生活で左手を使うように心がけましょう!
良かったらご参考にしてください。
それでは!
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