デスクワークが多い方の体の痛み要因を考える【姿勢編】

こんばんは!パーソナルトレーナーの高田です。

今回から複数回に分けて、デスクワークが多い方の痛みの要因についてお伝えをしていこうと思います。

普段からデスクワークが多く、肩コリや腰痛などの身体の痛みを感じやすい方は良かったら是非ご覧になってみてください。

先に正直にお伝えをしておくと、普段から長時間同じ姿勢でデスクワークを続けている場合は身体の痛みや不調などは必ずといっていいほど出てきてしまいます。

ただ、現代社会においては長時間のデスクワークが当たり前ですし、仕事内容などは簡単に変えることができないものだと思います。

私も前職では映像編集の仕事で、24時間編集室にこもってずっとパソコンを見続けて作業していました…

症状を緩和するためには、生活習慣および仕事環境を少しずつ工夫をして変えていくしかないと思います。

・可能な限りデスクワークの量を減らす

・休憩時間をこまめに取る

・デスク環境を変える

・デスクワーク中の姿勢に気を付ける

・(一日の終わりに)身体のメンテナンスする

など

まずはできる範囲でも小さなステップで少しずつ変えていく必要があるかと思います。

解決するための内容とは言えませんが、デスクワークにおいてどういった過程で痛みが出やすいのかについてお伝えをしていきます。

症状の改善のための何かしらの参考やヒントになれば幸いです。

そんなわけで今回は、痛みや不調の要因を「デスクワーク中の姿勢」から考えていきたいと思います。


1.デスクワーク中の姿勢から考える

姿勢が悪くなることで、身体には負担が大きくなります。

肩コリや腰痛、膝の痛みなどをはじめとして身体のあちこちに痛みが現れやすくなってしまいます。


あくまでもイメージにはなりますがパソコンでの作業中、どちらの姿勢の方が身体への負担は少ないでしょうか?

左側の姿勢の方が前傾姿勢、いわゆる猫背になり身体への負担が大きそうですよね。

長時間このような姿勢が続くことになれば痛みも出てくるのはご理解いただけるかと思います。

痛みが発症するのには必ず原因があります。

上の画像のようなデスクワーク中の姿勢では、骨格による構造的な問題が理由で痛みや不調などの症状が現れることと考えられます。

どこどこの筋肉が「強い」「弱い」ではなく、姿勢の問題というわけです。

脳は、普段使っているように認識をします。

猫背で背中が丸まってるから「背筋を鍛えよう」とアクションを起こしても普段の日常がこの姿勢のままであれば、おそらく筋肉を鍛えても改善には結びつかないと考えられます。

この画像のような場合、簡単に姿勢を正すために一つできることはイスを前に出して机とイスの隙間をなくせば自然と姿勢は真っ直ぐに起き上がりやすくなると思います。

ただ、モニターの位置が調節できて近づきすぎないことであることが前提ではありますが。


2.姿勢が与える影響

姿勢が与える影響について簡単ではありますがお伝えをします。

姿勢が悪くなることでのデメリット

・効率よく動けず、動きに制限がかかる

・力の伝達が低下し、力が発揮しにくくなる

・身体に痛みが出る、ケガをしやすくなる

・呼吸が浅くなり、疲れやすくなる

・体型が崩れる


姿勢が良くなることでのメリット

・身体が動きやすくなる

・力の伝達が高まり、力が発揮しやすくなる

・身体の痛みがなくなる、ケガがしにくくなる

・呼吸がしやすくなり、疲れにくくなる

・代謝が上がり、痩せやすくなる



今回はそれぞれの説明は割愛しますが、このように姿勢が与える影響は痛みだけでなくパフォーマンスや体型の変化などにも影響を与えると考えられます。

集中すればするほど顔がモニターに近くなり、気づいたら猫背になっていることも多いと思います…

どこかでふと気づいて姿勢を正す。そして、また崩れる。姿勢を正す。また崩れる。
を繰り返していくだけでも、少しずつかもしれませんが猫背になっている時間が減ることにもなります。

たかが姿勢ではありますが、身体には色々な影響を与えます。
ご自身のデスクワーク中の姿勢はどうか一度振り返ってみてください。

何かご参考になれば幸いです。

それでは!


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